ワインは、製造が終わった時点で完成するわけではありません。製造が始まった時からずっと熟成し続け、それは瓶詰めされた後も続きます。そして、時間を経て、おいしい飲み頃を迎えます。満を持して栓を開けるときのわくわく感といったら!
でも、保存に失敗したら、ほんとにがっかり!悲しくなります。
ここでは、ワインをおいしく保存するための方法をご紹介します。
〇 おいしくワインを保存するための大切なポイント
瓶詰め後も熟成し続けるワインをおいしく熟成させるために、どんなことに気を付けて保存すればいいでしょうか?
大切なポイントは3つです!簡潔にまとめました。
1.温度変化が少ないこと!12~15℃が適温
2.日光や蛍光灯などの光の当たらない冷暗所
3.70~80%程度の湿度 乾燥はコルクを縮ませ、ボトル内に空気が入り、ワインを酸化させるので寝かせて保管 スクリューキャップの場合は、立ててもよい
以上は開栓前のワインの保管方法です。
開栓し、飲み残したワインは、どうすればいいでしょうか?スクリューキャップのボトルに移し替えて、なるべくワインが空気に触れて酸化しないようにしましょう。
とはいえ、時間とともに酸化が進みますから、早いうちに飲み切りましょう。どうしても、飲みきれないようなら、思い切って料理に使ってみましょう。子牛の赤ワイン煮込みなどはいかがでしょう?ワインゼリーなら、大人のデザートになりますよ。
〇 こうすればOK!家庭の保存方法
もちろん、日本の家庭にワイン保管用の地下室はありません。ワインセラーだって大抵のご家庭にはないでしょう。
そんな一般的なご家庭でのワインの保存方法をご紹介します。
基本は先ほどのワインの保存方法と同じ理屈です。
温度を一定に保て、直射日光や蛍光灯の光に当たらないところがベストです。
ボトルを新聞紙などで包み、遮光します。さらに発泡スチロールの箱などに並べます。その箱を置く場所は、日が当たらず涼しい床下収納や北側の押し入れなどがいいでしょう。
温度が上がるキッチンや洗濯機のそばはNGです。冷暗所ということで、冷蔵庫に入れる方も多いですが、おすすめできません。ドアの開閉の振動が悪影響を与える上に、温度も湿度も低すぎます。
やっぱり、一般のご家庭でワインを保管するのは至難の業です。
〇 理想的な保管場所はワインセラー!
ヴィンテージワインを長期熟成させたいなら、やっぱりワインセラーが一番です。最近では、コンパクトなサイズも出ていますから、思い切って買ってみるのはいかがでしょう?
長期熟成のワインをじっくり熟成させて、毎年味わいの変化を楽しみたいなどというこだわり派には、ワインセラーは必須アイテムかもしれません。ワインセラーに並んだボトルを眺めて悦に入ることもできます!
日常的にワインを楽しみたい方には、コンパクトサイズのワインセラーでOKですが、コンパクトサイズのワインセラーを買われた方が、「最初にもう少し大きめを買っておけばよかった」と後悔されています。
いずれにせよ、あなたのおうちの置くスペースとの相談です。あまり大きすぎて、ご家族から不平が出ても困りますからね。おすすめは大き目タイプですが、十分ご家族と話し合って決めてくださいね。
最初から買うのは不安という方には、ワイン専用のレンタルセラーもありますから、試してみてもいいですね。ワインセラーは、きっとあなたのワインライフを豊かなものにしてくれます。
おすすめワインセラー
D17 マ・カーブワインセラー[ガラス扉/右開き] ¥96,800
スタイリッシュなデザイン、スリム&コンパクトなサイズ感で、ワインをカジュアルに愉しむ新しいライフスタイルを提案してくれるベーシックモデルです。
○ インダイレクトエアフローシステム採用
○ 設定可能温度は、5℃〜22℃
○ UVカット3 重Low-E ガラスドア採用
○ 庫内温度異常時、半ドア時にはアラームでお知らせ
○ 冬季も安心な加温機能搭載(下部保管庫)
○ 自動霜取り機能搭載
○ ガラスドアには、大切なワインを守るロック機能を装備
○ 太めのワインボトルは上部保管庫の最上段に収納が可能
□ 収納本数:17 本
まとめ
ワインのご自宅でのおいしい保存方法についてご説明させていただきました。いかがでしたか?やれそうでしょうか?
やっぱり、ワインを一般家庭で保管するのはなかなか難しいです。特に、日本のような高温多湿の国ではなおさらです。
そんな方は、選択肢の一つとしてワインセラーを考えてみてください。