いつもより少しドレスアップして、おしゃれなレストランに出かけました。おいしい食事と楽しいおしゃべり、そこにワインがあればパーフェクト!パーフェクトになるはずでした!
えっ?!なんで?
うーーん、ワイン選びでドギマギしちゃったから・・・(汗)
ワインショップでワインを選ぶときなら、エチケット(ラベル)を見れば、だいたいのことがわかるけど、レストランのワインリストからだけだと、正直、わかんない・・・。
そんな時、頼りになるのが、ソムリエだし、ウェイターです。「おすすめはなんですか?」って聞いてみてください。
見栄をはらず、こちらの予算を正直に伝えましょう。高いおすすめをサーブされて、お会計のことばかり気になって、食事を楽しめなかったなんてことになったら、本末転倒です。
そんなことを防ぐために、「○○円ぐらいのワインからチョイスしてください」と伝えましょう。お店の方も、選びやすくなります。
ソムリエやウェイターは、お料理やどんな目的かなど総合的にワインを選んでくれますから、「これからこんな料理を食べたい」「今日は、結婚記念日なんです」なんて伝えるとベストです。
〇 テイスティングをお願いされたら?
レストランでワインがサーブされる前、「テイスティング」をお願いされることがあります。テイスティングとは、注文したワインが正常な状態か、味や香りをチェックすることです。
食事会など人数が多い場合は、会のホスト(主催者or 代表者)がみんなを代表してテイスティングします。これを、「ホストテイスティング」といいます。
間違っても、「えっ!?僕ですか?」なんてびっくりした顔をしないでくださいね。心ではドキドキしているかもしれませんが、心とは裏腹に堂々としていて下さい。その方がかっこいですから!
でも、大丈夫!テイスティング、まして、ホストテイスティングなんて聞くと、なにか難しい手順があるのかと心配になるかもしれませんが、実は、何でもないことなんですよ。順番に手順を見てみましょう。
1.ワインのエチケット(ラベル)を見せられますから、注文通りか確認します。
2.グラスにほんの少しワインが注がれますから、まずワインを目視します。不純物が入っていないかを確かめます。不自然な色をしていないかもチェック!
グラスを鼻先に近づけて香りをチェック。そのあと、口に含みます。違和感がないかどうかを確認します。
ワインを注がれて、すぐに口につけないこと!まず、目視、次に香り、そして、やっと口に含む、この順番はしっかり覚えておきましょう。
3.いずれも問題がないようであれば、「こちらでお願いします」「おいしいです」とソムリエ、ウェイターに伝えましょう。
この手順を覚えておけば、急なテイスティングでも、ホストテイスティングでも大丈夫ですね?かっこよく決めてくださいね。男(女)が上がりますよ!!
ただ、ワインを口に含んだ時、違和感はないけれど、自分の好みでない場合でも、ワインの取り換えは頼めません。テイスティングは、あくまでワインに異常がないかを確認するためであって、試飲とは違いますから。このことは、覚えておいてくださいね。
まとめ
まだまだ、レストランでワインを注文することに慣れていない日本人も多いような気がします。
カジュアルレストランで、グラスワインを注文する場合はさておき、ワインリストからボトルを注文するようなときは、今回ここでまとめたことは参考になりますので、ぜひ覚えておいて実際に使ってみてくださいね。
外国に行かれた時、外国のお客様をレストランにお連れするときなど、かっこよくワインを注文してください。